ハカジマイ。

今は無き、関心空間という空間からダイブして来ました。

「コクリコ坂」と同じ?(ジブリ映画・感想4)

「風立ちぬ(ジブリ映画)」の感想です。 毒漏れてます(今回は特にマニアック?)。ごめんなさいm(_ _)m <絵は…美しかったかなぁ?> まず、色。色指定(って言う作業は今はもう無いのでしょうか?)は誰がやったんだ?!と初めて思いました。人物はのっぺりしてるし、背景はやたらと彩度が高いし。デジタル着色だからある程度は仕方ないにしても…耐え難い。 そして背景。書き割り以下。手抜き?! 更に人物。ちょっと引いた絵になるとゴム人形みたいにデッサンが狂います。怪物くんみたいに突然みよーんと伸びる手足(ここでルフィを出さない所が「昭和42年生」です)、ゆがむアップ…どうしてこうなった?!と不思議です。 昔の手塚作品や氏の『マンガの描き方』を参考にしてたと言う江川達也氏のデフォルメ、「おおかみこどもの雨と雪」なんかを思い出しました。 また、主人公の背の高さや足の長さ、人物同士の比較寸法が一定していません(そう見えました)。 同じ距離でも、ズボンのセンタープレスが入ってたり入ってなかったり、服の線を省略したりしなかったり、本来、統一されていても良さそうな所が統一されてなくてとても気になりました。それがネライなのかもしれませんが…なんだか“雑”、“作画が荒い”という印象に…。 ちなみに…一緒に観た彼はそういうの、全く気にならなかったそうです。 「『コクリコ坂から』でもそんなもんだったよね?!」だって。 ------- <関連記事> 風立ちぬ(ジブリ映画)(鑑賞前) 風立ちぬ(ジブリ映画・感想1) 計算尺とシベリア(「風立ちぬ」感想2) カッコ良すぎる日本人(「風立ちぬ」感想3) 「コクリコ坂」と同じ?(ジブリ映画・感想4)(このページです) “マンガ”に格落ち?(「風立ちぬ」・感想5) 技術者の苦悩(「風立ちぬ」感想:追記) 「コクリコ坂」と同じ?(ジブリ映画・感想4)の画像