ハカジマイ。

今は無き、関心空間という空間からダイブして来ました。

不思議な春。

若い友人のAさんが、

朝の連ドラを視て、

「自分の子どもと一緒に大学に行きたいなんて、あれ?眉毛(姉)さんと同じこと言ってる、こーんな人が実際にいたんだーって思って!」

と話してくれた。

いや、それを言うなら私の方が主人公に似てる、でしょ?

暦よりも、いわば「Aさん歴史」の順番(朝の連ドラが始まるよりも前に眉毛(姉)さんに出会ってた)で話しをしているAさんが、いかにもAさんらしくて、なんだか訂正しそびれてしまった。

そして実際の私は子どもに恵まれなかったが、そして大学の創設にも関わらなかったが、というか、ヒロインの様な偉業を為し遂げるどころか、ほとんど世間から漏れ出ている「モレ人」になって久しい訳ですが、

まぁ、大人になってから自力で大学へ通ったのは事実だし、「女に学問は不要」という考え方のイエで育ったこともまた、事実な訳です。

なので、私がヒロインに似ているかというと、まぁそういうことも言えなくはないのですが、もう少し正しくいうと、

時代錯誤に古いイエに育った、

つまり、

我が生家が時代錯誤に古いイエだった、

ということが真実なのでありましょう。

そんな拙者が今春、お陰様で学位を頂けることになりまして、

その春がまた、例の朝ドラの最終回を迎える暦に当たるとは、

なんだかちょっとだけ不思議な巡り合わせ?などと感じたりしております。

みなさまに、感謝。