Hybrid 6 全日本女子バレーボール新戦術を考える。
全日本女子バレーボール新戦術の「Hybrid 6」
セッター、リベロ以外の4人は全員で攻撃に参加する…
このようなフォーメーション(セッター、リベロを覗く4人が同時にスパイク体制に入る、いわゆる「シンクロ」する)は、
前・全日女子の時からやってたと思うのです。
それに加えて去年からは、パイプの得意な迫田選手を最大限に生かした「MB1」になり、
わざわざHybrid 6って言うのは何故に?って感じがするのですが、
Hybrid 6のHybrid 6たる最たる特徴は、
ミドルブロッカーの選手を入れず、全員ウィングスパイカーって事なんでしょうか。
それに加えて長身でブロックの上手いセッター宮下選手をミドルブロッカーとして勘定する、
(これで“6人でが攻撃”ってことになる?)ってことですかね?
(もっと言うなら、今回落ちてるけど、佐藤あり紗選手のツーアタックも入れて“6人で攻撃”?とか?)
攻撃に力を入れるとなると、やっぱりリベロの負担が増すと思うのですが、
なんと!佐野選手が帰国、そして全日本に戻って来てくれて、頑張ってくれてます!感涙(´Д`;)
スポニチの記事によると、Hybrid 6の特徴は、ミドルブロッカーが「2人だったり1人だったり0の場合もある」と書いてありますので、
ミドルブロッカーが0人の時(これ、MB1の時もなってる時ありましたよね?)
1人の時(つまりのMB1)、
2人の時(これが旧来の戦法で、WGPではまだ2人同時にミドルブロッカーが入ったとこは見てないと思うのですが、一人しかいなくても、リベロとの交換で2人入ってる時と同じ想定ってことでしょうか?昨日のトルコ戦で言ったら、セッター宮下選手と大野選手(本来のミドルブロッカーと言ってももともとウィングだったそうですが)ってことですよね?)
が、戦術としてそれぞれ出来てたので、ひとまず上手く行った!って感じがしました。
こう書くと、単発でやってた戦術を、固定(固定なんだけど流動的)してしまうってことなのでしょうか?
イメージとしては、1つのチームが3つの戦術をやるのじゃなくて、
1つのチームの中に3つのチームが存在するって感じかな?
そう考えるとロシア戦の眞鍋監督の采配はなんか神がかり的なものがあって、正しくそんな感じだったし、
ロシア戦とトルコ戦では、全日本は別のチームみたいな感じでした。
エースキャプテン木村選手の年齢と負担を考えると五輪が心配だったけど、これなら五輪まで十分持つ!って言う安心感も出て来ました。
これで迫田選手が戻って来てくれれば(肩の調子が悪いってテレビで言ってましたが…)本当に、すんばらしいチームになりそう(^▽^)/
「全員バレー」は全日の伝統でした。
むしろこの「全員バレー」の新しい形がHybrid 6なのかなって思います。
もう少しつづきます。
○ 木村選手も東レに戻って来てくれて、いよいよリオを見据えて全日本が集結してる感じ!高まるぅ~!
○ 眞鍋監督のテロップが、一昨日は50歳だったのに、昨夜は51歳になっていた。あれ、眞鍋監督お誕生日だったんですね(*´∇`*)おめでとうございます!
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