S井副センター長の死
8月5日、リケンのS井副センター長が亡くなった。
自死らしい。
そのニュースを聞いてまず頭に浮かんだのが、
「その場合、退職金ってどうなるんだろう」
だった。
そんなこと考えてる私は、相当薄情な女なんだろう。
大人には責任がある。
責任を取るのが大人だ。
そして日本は法治国家だ。
死んで詫びるとか、死んで許しを請うとかは許されない。
ましてや、死んだからって、無かった事になんて、出来ないのだ。
つまり、死んだらチャラにはならないのが法治国家だ。
ところが、死んだらチャラになってしまう風潮が、今の世にはあるような気がする。
死者に鞭打つのか、
と批判されるかもしれない。
しかし、果たしてそうなのだろうか。
追記:
S井氏はリケンの処分が下る前に亡くなった。
その場合、彼の退職金はどうなるのだろうか。
咄嗟にそう考えてこの日記を下書きした。
しかし、この時は原爆の日を控えていたので日記を公開する気にはなれなかった。
後日目にした記事では、
S井氏が亡くなる前日、リケン内で一旦棚上げになっていた彼の処分の検討が再開された時だった、とのことだった。
そのことを、S井氏が知っていたのか否かはわからない。
S井氏がなぜ死んだのかはわからない。
S井氏の気持ちなんて、きっと誰にもわからない。
そこはそっとしといてやれよ、
って思うけど、
そのことばかりが報道されている。
いや、報道されようとしている。
私が知りたいのは、
彼の心情や気持ちではなく、彼の退職金がどうなったのか、という事実だ。
ただ、それだけだ。
だってそれは、税金だから。
更に追記:
S井氏の報道が、今度は生前のS井氏の輝かしい功績を讃えるものに変化して来ている。
なぜだ。
報道関係者が罪滅ぼししてるつもりなのか、
それとも、誰かの差し金なのか。
不思議だ。
☆ 関連日記 ☆
・ S井副センター長の死(この頁です)
・ STAPヌード。