ナンシー関のお告げ。
・ 前のお話し「糸井重里にモヤモヤ。」
イトイさんをテレビで視ると、
私のような「昭和42年生」は、未だに、というか、今でも、ビミョーな気持ちになるもんです。
「今」ではなく、「あの時」感じたビミョーさを、かつて見事に体現(代弁)してくれたのがナンシー関さんでした。
昨日の日記の版画には、以下の文章が添えられていました。
「糸井重里 見るのが辛い80年代の亡霊」
私は、糸井重里がテレビに出ているのを見ると何だか暗い気持ちになる。
(中略)
そうやって(糸井氏が)尊重されていればいる程、見ているのが辛いのである。
誰かが、「もうおもしろくねえんだよ」とでも突っ込んでくれたらどんなに気が楽になるだろう。
(括弧内筆者、なお、任意に改行しました。出典は「何もそこまで」。)
指摘されたイトイさんも「これはやられたナ~!」と思ったのでしょうか?
「自分で、『オレ、面白くなかったんだ!』とかなり痛いところに気づいてしまったのも、彼女のせいというかお陰なのである。」と書いておられます。
この影響なのか?一定期間、イトイさんのテレビでのロシュツは少なくなったように思います。
しかしまた最近、
NHKを中心にロシュツが増えて来た様に思うイトイさん、
そういや、イトイさんのテレビ出演と言えば、YOU!が印象的でした。
本当はロシュツは控えたいけれど、ご縁のあるNHKだから出演されたのか、
それとも初心に戻っての出演か、
あるいは「ほとぼりが冷めた」からのロシュツなのか、
私が知る由もありませんがいずれにせよ、
「昭和42年生」の私はテレビでイトイさんを視ると今でもやっぱりヒジョーにビミョー。モヤモヤするのです。
今のイトイさんは、面白いことを言っても言わなくても差し支え無い存在のように見えます。
きっと、テレビ的にはイトイさんが面白いか面白くないかなんて、どうだって良いことなのでしょう。
なのにやっぱり私の気持ちはモヤモヤしています。
……ナンシー私ね、今やっとわかった気がするよ。
貴女の言ってることが。
このモヤモヤは、
イトイさんが面白く無いのにテレビに出続けてるからじゃないんだね。
「尊重されていればいる程、見ているのが辛い」
ってことなんだね。
私は、あの、テレビの人の、独特な“イトイさん尊重”にモヤモヤしてたんだね。
ありがとうナンシー。
やっとスッキリしたよ。
……類い希なるナンシー関氏の才能が永遠に失われてしまったことは本当に残念です。
あんな人、二度と出て来ない。
※ 画像3枚目は「ボン研究所」(ナンシー関ホームページ)よりお借り致しました。
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