大量に炊けば美味しいよ!
米離れの要因について考えてみました。
減反、
給食、
そして核家族化、
と、ふと思った。
食の欧米化は減反、給食に代表されるように、
国の施策や行政、経済活動……色々なことが絡み合っているのだと思う。
既製服が一般的となり、
ファストファッションなるものが表れて、
高齢者も今や殆どが洋服着用になった現在、
むしろ米を食べている方がおかしいのかもしれない。
ところで、
一升炊き
という言い方を聞いたことがあるだろうか。
「このお釜は一升炊きだね」とか、「今日は人数多いから一升炊きだ!」などで。
安い米でも一升炊きだと何故か美味しくなる。
我が家は流石に一升炊きはそうそう無かったが、
それでも日々、5合、6合は炊いていた。
米は大量に炊いた方が美味しい。
というか、少ない合数で炊いても美味しく無い。
ご飯パックのcmでも「ちょっと炊くより美味しよ!」と言っていた(*)。
核家族だと、
2合、多くても3合位なんじゃないだろうか。
私なんかは、
5合炊き、一升炊きの米の味を知っているけれど、
もし、この味の記憶がなかったら、
わざわざ2合の米を毎日炊くだろうか。
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*「ちょっと炊くより美味しいよ!」
は、多分、サトウのご飯のcmだったと思います。
cmの終わり間際に女性の声で「ちょっと炊くより美味しいよ!」
けれど、今はそのフレーズが無いみたい。
個別包装ごとに炊くことを強調するようになった(こちら)からかなぁ?
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「ちょっと炊くより美味しいよ!」
けれど、
大量に炊いたらもっと美味しいよ!
ってことで、
コンビニの駐車場とかで、
大きなお釜で炊きたてのご飯を実演販売したら、
私は絶対買うと思う。
やってくれないかな。
……無理だよね、どう考えても。
(すみません、私、チンしたご飯が苦手なんです……)
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宜しければこちらの日記も……
・ 「和食」離れ