「ゆるい就職」の記事は欺瞞くさい。
まえのつづきです。
「ゆるい就職」の記事は、
「若者」の働き方とか、「安定」とか、そんな単語をちりばめて、
尤もらしく「今」を切り取っている様に見えますが、
それは多分、間違えてる。
内容はむしろ、昔からよくあることじゃないかな。
(プチブルの息子がボンクラなんてよくあることでしょう?)
そんな人達がちょっと増えたか、
あるいは、そんな人達が市民権を主張する様になったのでしょうね。
「花嫁修業」やら「道楽息子」ではカッコ悪いってことでしょう。
今はその人達を指し示す(本人達を満足させられるような)ことばが無いので、
毎日の記事の様に「若者」の雇用の問題とすり替えられたりしちゃうんでしょうね。
そんな訳で、(前回も書きましたが)
サブカルのみな様方、是非早急に!
彼等にオサレなネーミングをお願いしたいしますm(_ _)m
(というか、サブカルのみな様方は何故、彼等に銘々しないのかしら?
こんな、手つかずの良い土壌なのに。
…やっぱり、同族だから?)
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毎日の記事はこう結んでます。
<会社の言うままに長時間労働し、単身赴任するしかない正社員の「安定」にしがみつくか、逆に、安定を手放し非正規で働くか−−二者択一しかないように見えるこの社会に、彼らは風穴を開けうるのだろうか。>
「二者択一しかないように見え」ているのはこの記者(小国綾子氏)の視点ではないでしょうか。
記者自身がこの様な間で悩んでいた(いる)人だからこの様な記事になったのか、
それとも、「二者択一しかないように見」せることを意図として書いたのか、
それとも…?
いずれにしても私には違和感と疑問ばかりの記事でした。
<この話題の日記>
・ ゆるい就職:若者が正社員で働くのは「負け」 慶大助教が提案
・ 「花嫁修業」に変わるネーミングを!
・ 「ゆるい就職」の記事は欺瞞くさい。(この頁です)