ミシン2 ☆ 愛機遍歴
私のミシン遍歴(*)を書き出してみました。
(1) 実家の足踏みミシン:
でっかい据え置き式のジャノメのミシン。これでも当時は最先端だったらしいけど。
ホント、正に「機械」(マシン=ミシン)って感じ。
小さな頃から母に仕込まれて使える様になりました。
ついでに色んな裏技も教りました。
以来、これが私のミシンの基準になり、以来、この「足踏み様」の亡霊に悩まされることになったのです。
(2) 実家の電動ミシン:
電動コンパクトミシンのまだハシリだったのかな?
足踏みミシンみたいに据え置き式じゃないけどすごく重たくて、
どこがコンパクト?!
却って据え置きの方がいいんじゃん?
って感じでした。
パソコンで言ったらノートパソコンになれない旧式のラップトップみたい?
そしてこの電動ミシンが私達、母娘の水平釜との出会いでした。
と言ってもまだこのミシンは、ボビンもボビンケースも金属製だったので、きっとそこそこ高いミシンだったのだろうと推測します。
初めて見る水平釜に、母も私もビックリ、その違和感は最後までぬぐえず、私だけでなく、母も使いにくいと自然と使わなくなってしまいました。
そう、これが私が「足踏み様」に取り憑かれて使い熟すのを断念してしまった最初のミシンでした。
(3) 実家の足踏みミシンの電動化:
街のミシン屋さんのセールスさんにすすめられて、(1)の足踏みミシンを電化しました。
その時、既に母は実家におらず、
私も電化後すぐに実家を出てしまって、このミシンは結局一度も使わず仕舞いでした。
このミシンは結局どうなったのでしょうか?
10年後、母が出戻った時、
過去のあれやこれやを一掃する様に、
庭木を切り倒し、物置を潰した。
建機が入って、建設せずに解体した。
あの時、あのミシンも粉々になってしまったのでしょうか。
父のオメガと一緒に。
(4) 中古電子ミシン:
ミシン難民時代が続き、
やはり買おうと思ってネット検索し、色が可愛くて購入しました。
いざ。
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糸通しまでは何となく出来ても、糸調子がどうしても合わせられません。
「足踏み様」の亡霊が囁くのです。
「やっぱり、足踏みミシンじゃなきゃムリ~」
結局、またしても電動ミシンを使い熟すことを断念し、
このコは実家の母にご献上、と相成りました。
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以来、ずっとミシンを持たない生活をしていました。
何でもかんでも手縫いで凌いでました。
けど、私がやる縫い物なんてたかが知れてます、
パジャマの長袖をちょん切って半袖にするとか、
エプロンのヒモを付け替えるとか、
つまり、「あーもうッ!!ミシンでやったらあっという間なのに!!」
程度の、裁縫以前の修繕レベルなのです。
悲しいかな。
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…買おう!
やっぱり買おう!
今すぐ買おう!今買おう!
と、決意したものの、そこからが長かったのです。
ミシンって調べれば調べる程迷っちゃう。
パン焼き機の時も相当迷って5、6年迷い続けたけど、
ミシンはそれ以上に迷ってたと思う。
<関連日記>
・ ミシン2 ☆ 愛機遍歴(この頁です。)
・ ミシン3 ☆ 電気ミシンと電子ミシンとコンピューターミシン
☆ 関連キーワード:シンガーのコンパクト電子ミシン
* 愛機遍歴
タイトルは「おぎやはぎの愛車遍歴」から。妹がDVDに焼いて送ってくれるのですが、意外な方が意外な車に乗ってて興味深く視聴しております(^-^)
ちなみに私の愛車遍歴は、マツダのマニ車→ダイハツのマニ車(軽四貨物)→お古のトヨタAT→富士重のマニ車となっております。(二輪はいずれもオフ車で中古4st→新車と2stでした。手放して暫く経ちます。)