消費者気取りの私達。
・ 最初から。
・ ひとつ前の話し。
消費税を上げるか上げないか、
原発は反対か賛成か、
軍隊は必要か否か、
今、それらを議論する人、声を上げる人は沢山居る様に見えるけど、
日々の日常を支える、
それぞれの行政法について考える人は意外と少ないのでは無いだろうか。
今日こそ私は言ってしまおう。
「地方主権」なんて、嘘っぱちだ。
「地域主権推進大綱」なんていんちきで、
地方の、そして国民の、切り捨てだ、と。
当たり前の様にあった行政サービスが、
今、当たり前で無くなろうとしている。
少なくとも、私が関わった分野に関しては、その様に読み取れる法案だった。
だからこそ、反対運動を決起したのだけれど、
運動を展開する前に、あっけなく法案は可決してしまった。
報道も大してされずに。
多くの住民が気付かぬままに。
私達の暮らしは数多の行政法で護られているけれど、
これらがいつまで、どれだけ護ってくれるものなのか、
今後は益々怪しいものだ。
これからの地方行政は、「おまかせ」でやって行ける程安泰ではないし、
その「地方」とは、中央からして見たら「行政」の末端に過ぎない。
私達はもはや、権利を享受するだけの“消費者”ヅラした“住民”では居られなくなっている筈だ。
つづき
☆ 関連日記 ☆
1/6 イントロ─2013年9月11日の日記
2/6 政治屋の傲慢と欺瞞。
3/6 “お上のシナリオ”
4/6 いつまでも、あると思うな行政サービス。
5/6 消費者気取りの私達。(この頁です)
6/6 アウトロ─2014年7月4日に思うこと。