「和食」離れ
世の中は和食離れなのだとTVのニュースでやっていた。
小学校の給食の時間が映し出され、リポーターが子どもにマイクを向ける。
何が好き?
カタカナメニューを答える子ども。
和食は?
和食って何?
そうか、私が思っているよりも「和食離れ」は深刻なのかもしれないなぁ。
食卓が様変わりしているって言ったって、
お箸を使っている限り、
なんとなく、たかが知れてるって思ってた自分に気がついた。
そもそも和食ってわざわざ和って付く辺りがもうサブな感じだよな。
菓子なんて和菓子を通り超しちゃって、今や和スイーツとか言われてんだもんな。
ご飯に味噌汁、糠漬け、煮魚、季節の野菜を茹でたの、
こんな献立の方が健康に良いよ、だなんて、
今や着物で暮らせって言ってるのと同じ様なものなのかもしれないなぁ。
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追記1:今日はお雛様ですね。
子どもの頃はお雛様を飾って、妹と揃いの着物を着て、お雛様の前で写真を撮ったものでした。
子どもの頃はそれでもまだ着物を着ていた様に思います。
いつの間にか365日洋服を着て暮らしている私。
それも、ダブダブの安い化繊のファストファッション。
子どもの頃、まだ年寄りは着物に下駄でした。
今、お年寄りと言われる人もみな洋装になりました。
そんな風に、いつか、一汁三菜も無くなって、
無くなった事すら気付かない、そんな日が来るのかなぁ、
というか、既に来ているのかもしれませんね。