おっぱいとハルク・3
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それから間も無く彼(女)の仕事の転勤で、私達はなかなか会えなくなってしまった。
久しぶりに待ち合わせした時の彼(女)は、もうすっかり女性らしくなっていて街に溶け込んでいた。
けれど…間近で見るとやっぱり何か違和感がある。
その違和感の一つが「おっぱい」だった。
おっぱいの位置が高過ぎる、頸のすぐ下にあるって感じ。
それに寄り過ぎていて不自然極まりないのだった。
女だったら自前のおっぱいが邪魔するので、整形でもしない限り、ブラやパットで補正するったって限界があるんだけども、
その点、彼(女)はその制約が無いので、自由に、自分の思った所に思った通りのおっぱいを作れるのだった。
(だから多分、そういうおっぱいが彼(女)の理想のおっぱいなんだろうと思う。)
その時私が言ったセリフが、これだった。
「多分…日本人のおっぱいはみんなが思っているより下に付いてて横広がりなんだよ…そうじゃない人もたまにいるけどね…」
”みんな”の部分は「大抵の男」って言いたいとこだったけど…そこは配慮して。
けど、その時の彼(女)は納得してない感じだった。
ま、しょうがないよね、どうせなら綺麗になりたいもんね。
やってちょうだいよ、思う存分。
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