計算尺とシベリア(「風立ちぬ」感想2)
「風立ちぬ(ジブリ映画)」の感想の続きです。
毒漏れてます。ごめんなさいm(_ _)m
<エンジニアの彼に言わせると…>
エンジニアの彼に言わせると、機械的なことや技術的な面で「あり得ない」部分が多かったそうです。「ワイヤー何とかは、何とかじゃなくて、何とかかんとか…」すみません、私にはわかんなかったですm(_ _)m
何より彼は「エンジニアの心情をもっとちゃんと描いてくれると思ってたのに…」と残念そう(追記参照)でした。
主人公が設計しているシーンに計算尺が出てましたが、私にはあれが懐かしかったです。
よく父が縁側に座卓と計算尺を出して仕事してました。そういや計算尺何級とかって言ってましたが何級だったのかな…?
ついでに…シベリアも懐かしのお菓子でした。
「昭和42年生」の私にとって、シベリアとデビルスはパン屋で売ってる馴染みのあるお菓子です。
<え?!フィクションだったの?!>
誠にお恥ずかしい話なのですが、ワタクシ、堀辰雄の作品を読んだことが無いんです。
一緒に観た彼(エンジニアで更に文学青年でもあった)の話しでは、どうもストーリーは堀越二郎の実際の人生ではなく、堀辰雄の書いた小説の方で組立ってるらしいです。
自叙伝的作品でまさかのフィクションΣ( ̄ロ ̄lll)!!
あり得ない…時代考証とか何とか、そのレベルじゃなかった…人の人生改竄…
(とすると、あの唐突な避暑地のエピソードは堀辰雄の世界を再現せんが為のよもやのねじ込み…?!)
そういやラピュタや魔女宅も“設定やキャラだけもらって後は勝手に…”という感じでしたよ…ね.…?
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