八月がくるたびに
『八月がくるたびに』
この本は小学生の時の「課題図書」でした。
今回、関連図書を調べていて、偶然この児童書が新装丁されていると知りました。
新しい本は手に取ったことが無いのですが、イラストが大量に差し替えられていて、かなりソフトな感じになっているそうです。
(理科室の人体模型が怖いってことで、パステルカラーの可愛らしいのが発売されたって以前ニュースで見ましたが、そんな感じなんでしょうか?)
それで、「これでは原爆や戦争の悲惨さは伝わらない」と、新装丁に疑問を感じた方々が復刊ドットコムで復刻版をリクエストしているみたいです。
「昭和42年生」の私は、大人達から「戦争の話し」を聴いて育ちました。
その話しは生々しく、空恐ろしく、神経質な子どもだった私は(体験しても居ないのに)、危うくPTSDになりかけた程でした。
でも、お陰様で「戦争は絶対嫌だ、どんな戦争でも嫌だ」と思う様になりました。
子どもの頃は怖かったけれど、大人になった今は、それを聴かないで育った方がよっぽど怖いや、と理解するに至りました。
<関連図書(キーワード)>
・ 『憲法第九条』
・ 『戦火の中のこどもたち』
・ 『八月がくるたびに』(このページです)
<関連日記>
・ せんそうのはなし
・ 新書と絵本と児童書と