ハカジマイ。

今は無き、関心空間という空間からダイブして来ました。

ベビーカーの利用ルール統一へ

こんにちは。

蒸し暑いですね。

今日は「あ、そういや今梅雨だったっけ」って感じでした。

さて先月末に国土交通省が協議会を開いたんだそうですね。

お題は『第1回「公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会」』だそうです。

(ご参考:https://www.mlit.go.jp/report/press/...

つまり電車やバスなんかを利用するにあたって、ベビーカーのためのルール作りをするってことらしいです。

なるほど。

拙者、恥ずかしながら子を持った経験が無いので、ベビーカーという新しい文明の利器に対して馴染みが無いのでござるよ。

昭和42年生の私が子どもの頃に近所でよく見かけたのは、ベビーカーではなくて、いわゆる「乳母車」でした。

(昭和42年せい:http://www.kanshin.com/diary/...

勿論、乳母車を押していたのは乳母では無くて若いお母さんや、おばあちゃんなんかも押してました。

押してる人は白い割烹着なんか着てて、よく晴れた午前や昼下がりなんかによく見かけた様に思います。

乳母車には幌がかかっていることもあって、押してる人には赤ちゃんの顔が直接見えない場合もあるのですが、

赤ちゃんのお顔が見えてても見えて無くても、みな一様におだやかな表情でコトコトコトと乳母車を押していました。

あれは多分、赤ちゃんの日光浴とか、お散歩だったのでしょうね、

道路も舗装されてたりされてなかったり、

今思い出すとなんとものどかな昭和な光景です。

一方、現在の都市部におけるベビーカーですが、

アレは何と言うか…とっても激しいものですね?

ベビーカーを押す人の速度は結構な早足で、ドン臭い私は時々後ろからドン!とぶつけられたり足を轢かれたりしています。

当然、「あ、すみません」「あら、ごめんなさい」と言ってくれると思い込み、痛いのをぎゅっと我慢しながらさも平気!とばかりにしゃんとして、「いえいえどうもへへへへ」と笑顔まで準備して振り返るのですが、

ぶつけた方は皆一様に、「フンッ!」とばかりに睨み付けて足早に立ち去ってしまうのです。

アレは気付いているのかいないのか…謎です。

時には閉まりかけた電車のドアにベビーカーで突っ込んで行く姿や、突っ込んで来る姿を見かけることもあります。

もちろん、子どもさんが乗ってます。

ベビーカーのことは良く解らないのですが…乗ってる子はアレで大丈夫なのでしょう…か…?謎です。

世間様では、電車やバスでベビーカーをたたむとかたたまないとかで意見が分かれているそうなんですが、

そっち?!Σ( ̄ロ ̄lll) 議論そっち?!

ってちょっと驚いています。

そもそもベビーカーって言うのも違和感のある、かなり大きな子どもも乗ってたりして、

子を持たない私にとっては、馴染みが無い上にこの様に「???」が多い車です。

で、ある日気付いたのです。

「ベビーカーは乳母車とは別モノだ」

って。

在りし日の乳母車と現在のベビーカーを同一視しようとするからこそ、「???」が生じているのです(私の中で)。

きっとベビーカーは走って押しても大丈夫で、人にぶつけても閉まり掛けた電車のドアーにぶっつけても大丈夫なシロモノなのです。

そしておよそベビーとは呼べない様なでっかい子どもでも「私の可愛いベイビーちゃん」だからお尻が入りさえすれば使用可!なのです。

きっとそうなのです!!

(お中入り…しばらくお待ち下さい…)

つまり…そうですね、うん。

きっと、かつての「乳母車」が日光浴やお散歩など、子どもの為の手押し車であったのに対して、

現在の「ベビーカー」は、荷物や子どもを「運搬」する、大人の為の手押し車なのでしょう。

最近そう考える様になりました。

そしたら私の中の「???」は収まりました。

お陰様です。