ハカジマイ。

今は無き、関心空間という空間からダイブして来ました。

2015-07-28から1日間の記事一覧

ばあちゃんの話し。(番外編)

私が子どもの頃は、 社会はもっと小さかった。 売り手と買い手、 作り手と買い手は、 互いに顔の見える距離に居た。 誰が作ったのか、 どんな人が調理したのか、 全く判らない食べ物はまだ少なかった。 もっともっと昔、 ばあちゃんが子どもの頃は、 もっと…

あったかい食事。

核家族では、 少しの食事を作るのは割高だ。 少しだけ炊いた飯はあまり美味くはないし、 食材も余り気味。 だから「中食」が重宝される。 もし近所に香港の屋台みたいなのがあったなら、 私は是非利用したい。 屋台の食器も屋台のおっちゃんも、 お世辞にも…

食い物選択の自由~アハハン♪

セブンーイレブン一家の食卓は、 かつての私の夢だった。 各自が好きな物を食べるという自由! それが今、「中食」の登場で現実のものに!! 夢のような食卓だ。 私が子どもの頃、 私には多くの選択肢は無かった。 カールはチーズ味、 ラーメンはチャルメラ、…

内から外へは行かずに中へ。

昔から、 男も女も(そして子どもも)昼夜働き続けていた香港では、 屋台でご飯を食べることが一般的になった。 日本では、 勤め人が増えた時代に、 専業主婦というのが出現して、 家の中で、家事や子どもや年寄りや病人の世話だけをやる女性、というのが都…

香港の思い出

私が香港に住んで、と言ったら大袈裟で、 まぁいわば ” 間借り ” するように棲み着いていたのは、 確か91年、92年頃だったろうか。 私が住んでた地域はとても危険で猥雑な界隈なのだそうで、 そこに住んでいる、と言ったら口をきいてくれなくなった香港人ま…

清志郎の声

昨日のセブンーイレブン一家ですが。 各自がバラバラのものを食べている仲良し一家の画像と、 清志郎のあの優しい歌声が、 同時に流れるあのCMが、 私はなんだかとってもイヤ。 清志郎のあのあったかい声を使って、 本当はあったかくないものが、 あたかもあ…